伊藤 匡史(いとう まさふみ)医師のご紹介

所属
東京女子医科大学病院整形外科
卒業大学と職歴
2003年 金沢大学医学部医学科 卒業
2003年 東京女子医科大学整形外科 入局
2005年 東名厚木病院整形外科 出向
2006年 国保軽井沢病院 出向
2007年 東京女子医科大学整形外科助教
2022年 東京女子医科大学 早稲田大学 協働先端医科学専攻 卒業
2024年 東京女子医科大学整形外科講師
専門領域と得意とする手術
膝関節外科(人工膝関節全置換術、人工膝関節部分置換術、膝周囲骨切り術、膝靭帯再建術および靭帯修復術、半月板修復術、軟骨修復)
研究分野:より良い医療を患者様に提供するための研究を行っています。
●人工関節/膝周囲骨切り術:
手術を安全かつ正確に行うための新規医療機器を開発し、
臨床での使用を開始しています(国際特許出願済み)。
●膝靭帯再建術:
現在、膝前十字靭帯再建術では自分の腱組織を再建靭帯の材料とするのが主流です。しかし、健康な腱を切除するため、その部位の筋力低下が起きてしまうのはスポーツ選手にとって重要な問題です。その問題を解決すべく、“自己組織を犠牲にしない生体由来の靭帯”の開発を早稲田大学やCore tissue Bio Engineering株式会社※1と協働で行っており、近々臨床治験を開始予定です。
※1 Core tissue Bio Engineering株式会社:https://coretissue.com
ひとこと:
金沢大学医学部卒業の後に、東京女子医科大学整形外科で初期研修修了しました。東京女子医科大学整形外科の関連病院で整形外科研修終了後に東京女子医科大学整形外科に帰局しました。2007年から東京女子医科大学整形外科にて膝関節外科を専門に学び、現在に至るまで膝関節外科手術の全領域(変形性膝関節症、膝軟骨損傷、膝半月板損傷、膝靭帯損傷などの変性疾患やスポーツ外傷・障害)に対して再先端の治療を多くの患者様に行っています。また一般的な病態はもちろん、大学病院の特色である多くの難治病態、特殊病態の患者様の手術治療を行ってきました。その経験を活かし、患者様各個人の病態と要望に応じて、最適な手術方法を選択しています。
関口病院での診療:
関口病院では、火曜日の午前に膝関節外来を、午後は膝関節の手術を行っています。各患者様へ最適な治療法を行うべく、診療に当たらせていただきます。
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